Interview
社員インタビュー



Interview #04 / Story 1
お客様の要望を現実に。
機械に命を吹き込むオーダーメイドのプログラミング。
私の所属する制御設計室では、工作機械を電気制御するための設計や回路のプログラミングを任されています。機械はプログラムによって初めて「動く」ものとなり、さらに速度や可動域、タイミングなどを制御する必要があります。そうした、機械の構造に合わせた動作のプログラミング、制御盤の機器選定、配線経路の設計がこの部署の仕事です。
当社に入社を決めた理由の一つに会社の規模感がありましたが、任される業務の幅広さは良いギャップでした。基本的な設計業務以外にも、操作盤の設計やお客様との打ち合わせ、現地での問題解決など、多岐にわたる業務に携わっています。
また、4年ほど前からは設計部の制御全体をまとめるポジションに就き、部下の管理のほか、他部署との連携をはじめとした社内での調整役を担うことが増えました。与えられた業務に取り組むだけでなく、自分で考え、部署全体の方針や将来へ繋がる業務を自分自身で決定できるのは、このポジションならではのやりがいです。制御設計としてのやりがいは、やはり自分が考えた仕組み通りに機械が動くことです。モノの重さや機械の状態に合わせた解決策を考えたり、お客様の要望に沿った改善ができたりしたときの達成感は大きいですね。

Interview #04 / Story 2
「きれいにやる」。それが一番の仕事の近道。
先輩から教わった仕事の心得。
これまでの経験のなかで、今でも自分の軸として心がけていることは、”整理整頓”です。私が生産部門に異動していた頃、先輩社員に「きれいにやるのが一番早い」と教わりました。私自身、もともと整頓好きというのもあり、その教えを現在の業務にも活かしています。制御のプログラムは、一見外から見えることはありませんが、変数はデータとして記録されています。プログラムの改善や問題解決の際には、その変数を変更する必要があります。変数は何千個も並んでいるので、きれいに並べておくことで、そこに何があるかを自分で記憶しやすくなります。それによって、原因にすぐにたどり着けたり、ミスにも気付きやすくなったりするんです。最終的には、整理整頓を意識することが、品質や業務効率の向上にも繋がります。
また、働くことの目的を忘れないことも大切にしています。私の働くうえでの一番の目的は、お金を稼ぐこと。そのためには、会社の売り上げに貢献できるような取り組みを行い、自分自身の評価を上げることが必要です。働く目的を忘れないことで、仕事のモチベーションも維持できています。
鈴木利昌さんのある一日Interview #04 / Daily Schedule
始業
1日のタスクの計画や、部下の勤務状況を管理します。
ミーティング
毎週月曜日は、生産部門とプロジェクトの進捗を確認するミーティングがあります。困りごとや今後のスケジュールを確認し、自部署に持ち帰ってフィードバックします。
社内業務
メール対応やお客様からのお問い合わせの対応、事務などを行います。
お昼
ミーティング
品質管理部門とのミーティングでは、納品した機械に問題が発生した際の解決方法を検討します。場合によっては自部署に持ち帰って対応することも。
現場確認
部下の進捗の確認や製造現場の状態を実際に確認します。現場には機械の問題点が集められるボードがあるので、その確認も徹底します。
退社
個人の働き方に関する価値観が尊重され、業務量を柔軟に調整できる職場です。そのため、自身の裁量で仕事のペースを管理し、生産性を高めることができています。